Construction digital transformation

「理想」を「現実」に進める建設DX事業

屋内外問わず建設現場の状況に即したデジタルデータを取得・提供。
DX化により人材不足の解消を担うサービスを展開。

「建設DXツールを用いたより付加価値の高いサービスの提供」と
「お客様の業務効率改善をサポート」

現在、高度経済成長期に建設された建物が次々と更新の時期を迎え、継続的にこうしたリニューアルや建て替えの工事が増えることが見込まれています。しかし、建設から数十年という時間が経っていることもあって、図面がない場合や、あっても図面と現況が異なっているということが少なくありません。その中でDX主要ツール(ドローン・3Dレーザースキャナー・BIM等)を複合的に活用することで、詳細な現況をデジタルで確認できるうえ図面を取得することも可能になります。今まで以上に詳細な調査、中長期に渡るデータ管理・活用、更には人材不足解消まで一度に解決できるサービスを目指しています。

  • Drone Inspection for indoor

    世界最小クラスの非GNSS環境下対応産業用小型ドローンメーカーである「リベラウェア」と業務提携。サービスプロバイダーとして、建設業界に向けた「小型ドローンによる現場調査や点検サービスの請負事業」を開始しました。また、自社請負工事現場での現場調査から活用を行い、段階的にサービスプロバイダーとして事業展開を行っています。これまでに下水処理場、プラント設備、機械室などで受託実績があります。

    ●小型産業用ドローンの国産メーカー「リベラウェア」

  • Drone Inspection for outside

    サーマルカメラ搭載の屋外用ドローン調査・点検サービスを開始。高画質での撮影・安定飛行が可能かつ温度を検知するサーマル画像を活用した点検を行います。更に、ご要望に合わせて高画質の画像から点群データやオルソ画像を作成し、活用することが可能です。

  • Drawing by Degital X-formation tool

    据え置き型の3Dレーザースキャナーにより点群を取得し、BIM化を行います。レーザーが届きにくい狭小部や高所はドローンの画像から点群を作成し補う事で隅々まで図面化することが可能です。

  • 【下水道ストックマネジメント計画におけるドローン活用】

    下水道ストックマネジメントにおける各市町村の計画表に基づき、
    下水道処理施設の定期点検と定期調査での小型ドローンを活用した点検調査サービスを展開しています。
    映像は、実際に実施した下水道処理施設の点検風景をもとに、
    狭い場所や暗い場所のような条件が厳しい環境下でも、
    コストと労力を掛けずに目視以上の詳細な点検が可能となる提案をさせていただいています。

  • 【実例1】下水処理場での小型ドローン活用(最初沈殿地・汚泥濃縮槽 気相部)

    汚水が溜まった水槽内では、水面から出ているコンクリート躯体(気相部)が腐食しやすいため定期的に目視点検が必要です。従来ではマンホールから覗き込むか、水を全て抜いた状態で足場を立て点検を行っていましたが、小型ドローンを活用することで水を抜かずに点検が可能になりました。設備停止による損失もなく、安全に隅々まで目視点検が可能、そして撮影データを残しておけるため定期的な点検に活用頂きました。

  • 【実例2】点群データを活用した管廊の図面化

    管廊は配管が入り組んでいる上、図面通りでない、または図面がないことが多くあります。現況図を作成する上で目視または写真のみで作図は困難です。3Dレーザースキャナーを活用することで図面化が楽になりますが、レーザーの死角は人も入れないような場所がほどんどです。そこで狭小部は小型ドローンで撮影し、3Dレーザースキャナーの点群をドローン画像から作った点群により補完することで詳細な図面化が可能になりました。撮影動画と見比べる事でより詳細な現況を把握できます。