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2級建築施工管理技士は実務経験なしでも受験できる!受験資格を解説

2級建築施工管理技士は実務経験なしでも受験できる!受験資格を解説

「2級建築施工管理技士の資格を取りたいけど、実務経験なしでも受験できるの?」

「未経験から施工管理を目指したいけど、資格がないと採用されない?」

こういった疑問に答える記事です。

この記事でわかること

  • 2級建築施工管理技士は実務経験なしでも受験できる
  • 2級建築施工管理技士の実務経験として認められる業務
  • 未経験から最短で2級建築施工管理技士を取得するロードマップ

2級建築施工管理技士を受験する際に、受験資格が必須なのか気になる方も多いでしょう。

この記事を読むと、未経験から建築施工管理技士としてキャリアをスタートする方法を確認できます。

2級建築施工管理技士の受験を検討している方は、最後まで読んでみてください。

実務経験なしから建築施工管理を目指す方におすすめの企業

私たちワット・コンサルティングでは、建築施工管理の未経験者を募集しています。

60日間にわたって研修を実施しているため、実務経験なしでも建築施工管理の基礎をしっかり学んでから現場で働けます。

2級建築施工管理技士向けのeラーニングも完備されているため、働きながら受験対策も進められます。

「建築業界で働きたいけど、実務経験がないから不安…」と悩んでいる方は、転職先の候補に入れてみてください。

【結論】2級建築施工管理技士は実務経験なしでも受検できる

実務経験がなくても、2級建築施工管理技士の受験は可能です。

具体的な受験資格は以下のとおりです。

出典:国土交通省|令和6年度より施工管理技術検定の受験資格が変わります

17歳以上であれば誰でも受験できるため、未経験者や学生でも挑戦しやすい資格です。

ただし、実務経験が不要なのは第一次検定のみで、第二次検定を受けるには実務経験が必要です。

第二次検定も合格することで、2級建築施工管理技士を取得できます。

第一次検定に合格すると「2級建築施工管理技士補」になれる

第一次検定の合格者は「2級建築施工管理技士補」の国家資格を得られます。

出典:国土交通省|技術検定制度の見直し

未経験から施工管理を目指す人にとって、専門性を示すアピール材料になるでしょう。

参考記事:2級建築施工管理技士の合格率や過去問からみる難易度

2級建築施工管理技士の実務経験として認められる業務

前述のとおり、2級建築施工管理技士の第二次検定を受けるには実務経験が必要です。

第二次検定の受験にあたり、2級建築施工管理技士の実務経験として認められる業務を解説します。

ポイント

  • 受験資格として認められる具体的な業務内容
  • 事務作業や単なる作業員としての経験は対象外
  • 建築一式工事の下請け実績に関する注意点

それぞれ詳しく見ていきましょう。

受験資格として認められる具体的な業務内容

実務経験として認められるのは、建設工事の施工技術上の管理業務です。

具体的には、工事現場における以下の業務が該当します。

業務区分具体的な内容
施工計画の作成工法や手順の検討・資材の手配計画
工程管理スケジュール管理・進捗調整
品質管理強度や寸法の規格確認・品質テスト
安全管理安全対策の立案・作業員への安全指導
施工監督作業員への技術指導・現場の統括

参考:施工管理技術検定|受検の手引

2級建築施工管理技士(第二次検定)の取得を目指す場合、こうした業務に携わった期間が3年必要です。

事務作業や単なる作業員としての経験は対象外

以下のような業務のみに従事していた場合は、第二次検定の受験資格を得られません。

実務経験として認められない業務例

  • 現場事務所での経理や事務作業
  • 現場の清掃や片付けなどの雑務
  • 測量地盤調査や営業などの業務
  • 入社後の研修
  • メンテナンスや点検業務

建設会社に所属していても、施工管理業務に関わっていない期間は実務経験に含まれないので注意してください。

建築一式工事の下請け実績に関する注意点

下請け業者が「建築一式工事」の実績で申請する場合は注意が必要です。

建築一式工事は原則として元請け業者が行うものであり、下請けでの実績は認められません。

申請時の注意点

  • 下請けでの建築一式工事は申請できない
  • 実際に施工した専門工事名で申請する

誤った工事種別で申請すると受理されない可能性があるため、自身が担当した専門工事の名称を正確に記載しましょう。

実務経験なしから2級建築施工管理技士を目指すメリット

実務経験なしから2級建築施工管理技士を目指すメリットも見ていきましょう。

実務経験なしで2級建築施工管理技士を目指すメリット

  • 未経験からの就職・転職活動で有利になる可能性がある
  • 資格手当で給料が上がる可能性がある
  • 1級建築施工管理技士の取得に必要な基礎知識を学べる

合格するとキャリアの選択肢が広がり、収入アップにつながる可能性があります。

2級建築施工管理技士の取得を検討している方は、参考にしてみてください。

参考記事:2級建築施工管理技士を取得する3つのメリット【勉強のコツも解説】

未経験からの就職・転職活動で有利になる可能性がある

第一次検定に合格していると、建設業界への就職や転職活動で評価されやすくなります。

企業が採用時に評価するポイントは以下のとおりです。

資格保有者が評価される理由

  • 施工管理に必要な基礎知識をもっている証明になる
  • 業務に対する学習意欲や向上心をアピールできる
  • 入社後の教育コストが低い即戦力候補として期待される

建設業界は慢性的な人手不足のため、未経験者であっても有資格者は企業にとって魅力的な人材です。

未経験で第一次検定しか合格していなくても、2級建築施工管理技士補の資格が付与されるのでアピール材料になるでしょう。

資格手当で給料が上がる可能性がある

建設会社の中には、資格保有者に対して資格手当を支給している場合があります。

資格手当の一般的な特徴をまとめました。

項目内容
支給形態基本給とは別に毎月定額を支給(企業によっては一時金形式を採用)
副次的効果昇給や賞与の査定でプラス評価される可能性がある

毎月の手当が積み重なると、年収アップが期待できます。

1級建築施工管理技士の取得に必要な基礎知識を学べる

2級建築施工管理技士の学習を通じて、1級建築施工管理技士を取得するのに必要な専門用語や施工の流れなどを学べます。

1級建築施工管理技士を取得すると、大規模な工事現場の責任者である「監理技術者」として活躍でき、キャリアの幅が広がります。

将来的に1級建築施工管理技士の合格を目指している方は、まずは2級の内容をしっかり勉強して基礎知識を学ぶと良いでしょう。

参考記事:1級建築施工管理技士の合格率や過去問や受験資格から見る難易度

建築施工管理技士の資格を取得した先輩社員の声

私たちワット・コンサルティングで活躍する先輩社員「岡本勇太さん」の声を紹介します。

岡本さんは入社7年目で、品質管理として現場での検査業務や報告書の作成を担当しています。

東京都への提出書類の管理、コンクリートのデータを収集し検査時にわかりやすくまとめるのが主な仕事です。

ポイント

岡本さんは躯体工事が始まった2年目に検査業務が増え、大規模な中間検査で成績を残したことで高い評価を受けました。

目標にしていた1級建築施工管理技士の資格を取得し、現在は大手ゼネコンで働いています。

1級建築施工管理技士は需要が高く、取得すると岡本さんのようにキャリアの選択肢が広がります。

参考記事:#10 Youは何しにワットへ?/新卒7年目の岡本さんに聞く、仕事と人生の軌跡

未経験から最短で2級建築施工管理技士を取得するロードマップ

未経験から最短で資格取得を目指すには、効率的な手順で経験を積む必要があります。

具体的なステップは以下のとおりです。

未経験から最短で2級建築施工管理技士を取得するロードマップ

  1. 未経験OKで研修制度が充実している企業に入社する
  2. 現場で実務経験を積みながら第二次検定の準備を進める
  3. 実務経験証明の証拠として工事請負契約書のコピーを保管しておく

計画的に行動して、スムーズな資格取得を目指しましょう。

未経験OKで研修制度が充実している企業に入社する

未経験から2級建築施工管理技士の取得を目指す場合、未経験OKで研修制度が充実している企業に入社するのが効率的です。

研修で建築施工管理の基礎を学びつつ、2級建築施工管理技士の受験に必要な知識も習得できます。

企業選びの際は、以下のポイントを確認してみてください。

企業選びのポイント

  • 未経験者向けの研修カリキュラムがあるか
  • 資格取得支援制度(費用補助や講習)があるか
  • メンター制度など先輩社員のサポートがあるか

研修が充実している企業は実務に必要な知識を体系的に学べるため、資格勉強の理解度も深まります。

参考記事:施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】

未経験からでも建築施工管理技士を目指せる「ワット・コンサルティング」

冒頭でも触れましたが、私たちワット・コンサルティングは、建築施工管理の未経験者を募集しています。

業界トップクラスとなる60日間の充実した研修があるため、未経験でも施工管理の基礎をしっかり学んでから現場で働けます。

ワット・コンサルティングの強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験採用率80%以上
  • 累計1,500名の未経験者を育成
  • 未経験向けのカリキュラムの期間が60日

2級建築施工管理技士向けのeラーニングもあるため、受験対策も進めやすいです。

「研修が充実していて、2級建築施工管理技士の受験対策もできる企業で働きたい」という方は、転職先の候補に入れてみてください。

現場で実務経験を積みながら第二次検定の準備を進める

未経験OKの企業に入社後は、現場で実務経験を積みながら第二次検定の対策を進めましょう。

現場で実務経験を積みながら学ぶ効果は、以下のとおりです。

項目効果
用語の理解現場で飛び交う専門用語が自然と身につく
工法の把握教科書の図解だけでなく実物を見て理解できる
記述対策自身の経験を基にした記述問題に対応できる

現場で実際の工事を見ることで、テキストの内容がイメージしやすくなり、記憶に定着しやすくなります。

第二次検定では実際に経験した工事を記述する問題が出るため、現場で記述試験の題材を作りましょう。

実務経験証明の証拠として工事請負契約書のコピーを保管しておく

第二次検定を受験する際には「実務経験証明書」の提出が必要です。

自身が携わった工事の内容を証明するための資料が求められる場合があるため、工事請負契約書や注文書などのコピーを保管しておきましょう。

また、実務経験証明書に正確な情報を記載するためにも、日頃から自身が作成した施工計画書や日報などの記録も残しておいてください。

2級建築施工管理技士の第一次検定の合格に向けた勉強のコツ

働きながら2級建築施工管理技士の合格を目指す場合、限られた時間で勉強する工夫が必要です。

ここでは、2級建築施工管理技士の第一次検定の合格に向けた勉強のコツを解説します。

第一次検定の合格に向けた勉強のコツ

  • 過去問題集をくりかえし解いて出題のパターンを把握する
  • 学習アプリを活用して通勤中などの隙間時間に問題を解く
  • eラーニングを活用して基礎知識を習得する

効率的な学習法を取り入れると、未経験からでも短期間で合格しやすくなります。

1つずつ見ていきましょう。

過去問題集をくりかえし解いて出題のパターンを把握する

試験問題には傾向があり、過去問を徹底的に解くことが効率よく合格するコツです。

以下の学習サイクルで進めると良いでしょう。

周回数概要
1周目解けなくてよいので出題形式と全体像を掴む
2周目解説を読み込みながら理解を深める
3周目間違えた問題を重点的に解き直して定着させる

テキストを読み込む方法も勉強になりますが、まずは問題を解いて苦手分野を把握するのが効率的です。

試験で焦らないよう、本番を想定して時間を計りながら解く練習もしておきましょう。

学習アプリを活用して通勤中などの隙間時間に問題を解く

働きながら資格取得を目指す方は、通勤時間や休憩時間などの隙間時間を活用できるかが合格を左右します。

学習アプリを利用すると、どこでも好きなタイミングで勉強できます。

隙間時間の活用例

  • 通勤電車の移動時間
  • 昼休憩の時間
  • 就寝前のベッドに入ってからの時間

1日30分の隙間時間でも、1ヶ月続けると約15時間の勉強時間を確保できます。

あなたに合うアプリを見つけ、コツコツと学習を継続するのが合格のコツです。

おすすめの学習アプリは、【独学向け】1級・2級建築施工管理技士のおすすめ過去問アプリ8選に詳しくまとめています。

eラーニングを活用して基礎知識を習得する

実務経験がない未経験者にとって、専門用語や工法を文字だけで理解するのは大変です。

eラーニングなどの動画講義を活用すると、映像や音声で直感的に現場の様子をイメージできます。

ポイント

特に「躯体工事」や「仕上げ工事」などの手順は、テキストより動画の方が理解が早いでしょう。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでは、2級建築施工管理技士向けのeラーニングを完備しています。

eラーニングで効率的に学びたい方は、ワット・コンサルティングの求人をチェックしてみてください。

2級建築施工管理技士についてよくある質問

最後に、2級建築施工管理技士についてよくある質問にお答えします。

「2級建築施工管理技士補」と「2級建築施工管理技士」の違いは?

主な違いは以下のとおりです。

項目2級建築施工管理技士補2級建築施工管理技士
取得条件第一次検定に合格第二次検定まで合格
現場での役割主任技術者の補佐が可能主任技術者になれる
企業の評価即戦力候補として評価現場責任者として評価

現場で担当できる役割や権限に違いがあります。

2級建築施工管理技士補の資格だけでも就職に有利に働く場合がありますが、現場の責任者(主任技術者)になるには2級建築施工管理技士の資格が必要です。

まずは2級建築施工管理技士補を取得し、実務経験を積みつつ2級建築施工管理技士を目指すのが一般的なキャリアパスです。

参考記事:施工管理技士試験の難易度や資格の種類!各試験の難しい順も解説

2級を飛ばして1級建築施工管理技士を受検することは可能?

19歳以上であれば誰でも1級建築施工管理技士を受験できます。

将来的に1級建築施工管理技士の取得を目標にしている方は、2級建築施工管理技士を経由せずに最初から1級を受験するのがおすすめです。

以下のように、2級→1級の順に受験すると、1級建築施工管理技士を取得できるまで最短でも8年かかってしまいます。

ケース第二次検定に必要な実務経験
2級→1級を受験する場合2級:3年
1級:5年
合計:8年
最初から1級を受験する場合1級:5年のみ

最初から1級を受験すると、早く1級建築施工管理技士を取得できます。

1級建築施工管理技士を取得すると、2級建築施工管理技士の業務範囲も対応可能です。

最短ルートで1級建築施工管理技士を目指す方は、2級建築施工管理技士を飛ばして1級からの受験を検討してみてください。

参考記事:受験資格を満たせばいきなり1級建築施工管理技士を受験できる

まとめ

2級建築施工管理技士は、実務経験なしでも第一次検定から挑戦できます。

まずは第一次検定に合格し、現場で経験を積みながら第二次検定の合格を目指すのが一般的なキャリアパスです。

以下のステップで、着実にキャリアを築いていきましょう。

未経験から最短で2級建築施工管理技士を取得するロードマップ

  1. 未経験OKで研修制度が充実している企業に入社する
  2. 現場で実務経験を積みながら第二次検定の準備を進める
  3. 実務経験証明の証拠として施工体系図のコピーを保管しておく

私たちワット・コンサルティングでは、未経験から建築施工管理へ就職・転職したい方を募集しています。

60日間の充実した研修で基礎から丁寧に指導するため、未経験でも安心してキャリアをスタートできます。

ワット・コンサルティングの強み

  • 定着率83.2%
  • 年間休日120日以上
  • 未経験採用率80%以上
  • 資格取得支援制度あり
  • 60日間の充実した研修制度

2級建築施工管理技士向けのeラーニングも完備されているため、働きながら受験対策も進められます。

未経験から建築施工管理に挑戦したい方は、転職先の候補に入れてみてください。

あなたの資格取得とキャリアアップの参考になれば幸いです。

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