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「1級土木施工管理技士補は意味ない」は誤解!取得するメリットを徹底解説

「1級土木施工管理技士補は意味ない」は誤解!取得するメリットを徹底解説

「1級土木施工管理技士補を取得しても意味がないって本当かな?」

「苦労して勉強する価値があるのか知りたい」

こういった疑問や悩みに答える記事です。

この記事でわかること

  • 1級土木施工管理技士補が「意味ない」といわれる3つの理由
  • 1級土木施工管理技士補を取得するメリット
  • 1級土木施工管理技士補に合格するための効率的な勉強法

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験から土木施工管理に就職・転職したい方を募集しています。

結論、1級土木施工管理技士補は取得する価値のある資格です。

監理技術者の補佐として大規模な現場に携わることができ、企業からの評価も高まりやすくなります。

この記事では「1級土木施工管理技士補が意味ない」といわれる理由や取得するメリット、最短ルートで合格するための勉強法などを解説しています。

1級土木施工管理技士補の取得を考えている方は、最後まで読んでみてください。

未経験から土木施工管理に挑戦したい方におすすめの企業

私たちワット・コンサルティングは、土木施工管理の未経験者を募集しています。

60日間にわたって研修を実施しているため、未経験者でも基礎をしっかり学んでから現場で働けます。

「土木施工管理として働きたいけど、未経験だから自信がない…」と悩んでいる方は、転職先の候補に入れてみてください。

1級土木施工管理技士補とは

1級土木施工管理技士補は、令和3年度の建設業法改正により新設された国家資格です。

技士補の資格をもつと、監理技術者の業務を補佐できます。

監理技術者とは、発注者から請け負った工事金額の総額が5,000万円以上の場合に配置される技術者のことです。

若手技術者でも責任ある立場で現場経験を積めるため、早期のキャリアアップが可能です。

参考記事:一級土木施工管理技士のすごいところ5選!仕事をしながら勉強する7つのコツ

1級土木施工管理技士補の試験概要

1級土木施工管理技士補の試験は、年に1回実施されます。

試験の概要は以下のとおりです。

項目内容(令和8年度)
受験資格(第一次検定)試験年度末時点で19歳以上の者
手数料12,000円(非課税)
※インターネット申込の場合、別途250円(税込)が発生
申し込み受付期間3月23日~4月6日
試験日7月5日
試験地全国の主要都市

参考:一般財団法人 全国建設研修センター|令和8年度 1級土木施工管理技術検定の実施について

令和6年に受験資格が緩和されたことで、実務経験がなくても19歳以上であれば受験できます。

そのため、学生や未経験者でも挑戦しやすい資格制度です。

参考記事:1級土木施工管理技士の合格率や過去問から見る難易度

第一次検定に合格すると1級土木施工管理技士補を取得できる

1級土木施工管理技士の「第一次検定」に合格すると、1級土木施工管理技士補の資格が付与されます。

従来の技術検定は、学科と実地の両方に合格しないと資格を取得できませんでした。

しかし、制度改正により第一次検定に合格すれば、技士補と認定されるようになっています。

実務経験を積む前でも、国家資格者として建設現場で働けます。

第一次検定の合格率

令和7年に実施された第一次検定の合格率は49.7%でした。

参考:一般財団法人全国建設研修センター|令和7年度2級土木施工管理技術検定「第一次検定・第二次検定(受検者の内、第一次検定)」、「第一次検定(後期)」の合格者の発表について

2人に1人は合格できる試験なので、きちんと勉強を進めていきましょう。

2級土木施工管理技士との違い

1級土木施工管理技士補と2級土木施工管理技士は、担当できる業務範囲や役割が違います。

項目1級土木施工管理技士補2級土木施工管理技士
取得条件の違い第一次検定の合格のみで取得可能第二次検定までの合格が必要
担当できる業務範囲監理技術者補佐として大規模工事に携われる主任技術者として中規模工事の責任者になることが可能
役割大規模工事における監理技術者のサポート役中小規模工事における現場の指揮・監督役
主任技術者になるのに必要な実務経験の年数3年5年

参考:国土交通省|建設業法における配置技術者となり得る国家資格等一覧

特に、大規模な工事現場で監理技術者の補佐ができるかに違いがあります。

大規模な工事現場で経験を積みたい方は、1級土木施工管理技士補の取得がおすすめです。

また、小〜中規模の現場責任者である「主任技術者」になるために必要な実務経験年数は、1級土木施工管理技士補の方が短いです。

早く責任ある立場で仕事をしたい方も、1級土木施工管理技士補の取得を狙いましょう。

参考記事:2級土木施工管理技士の難易度!合格率や過去問から分析してみた

1級土木施工管理技士補が「意味ない」といわれる2つの理由

「1級土木施工管理技士補を取得しても意味ないのでは?」と不安に感じる方もいるでしょう。

意味がないといわれる理由は以下のとおりです。

1級土木施工管理技士補が「意味ない」といわれる2つの理由

  1. 「補」のままでは監理技術者として自立できないため
  2. 会社によっては資格手当の対象外になる場合があるから

新しい資格制度であるため、現場での役割や価値が十分に伝わっていない面もあります。

「意味がない」といわれる理由を1つずつ見ていきましょう。

「補」のままでは監理技術者として自立できないため

1級土木施工管理技士補だけでは、監理技術者として現場の責任者にはなれません。

監理技術者になるには第二次検定への合格が必要なため「中途半端な資格」と思われることがあります。

ポイント

しかし、1級土木施工管理技士補は、監理技術者補佐としての役割が与えられる可能性があります。

経験年数の短い技術者でも大規模な工事現場に配置され、ベテラン技術者の指導を受けられる場合があります。

監理技術者として自立はできなくても、成長できる環境で働ける点は1級土木施工管理技士補の魅力です。

会社によっては資格手当の対象外になる場合があるから

企業によっては、1級土木施工管理技士補に対する資格手当を設定していない場合があります。

完全な1級と比べると評価が分かれるため、手当の有無や金額に差が出るケースもあるでしょう。

ポイント

ただし、手当がつかない場合でも、人事評価や昇進の要件に含まれているケースは多くあります。

取得しておくと会社に対して向上心や基礎知識の証明になり、将来的な年収アップにつながる可能性があります。

「意味がない」は誤解!1級土木施工管理技士補を取得するメリット

1級土木施工管理技士補を取得すると、以下のメリットがあります。

1級土木施工管理技士補を取得するメリット

  • 監理技術者の補佐として大規模な工事現場に携われる
  • 転職市場での評価が高まりキャリアの選択肢が広がる
  • 経営事項審査の加点対象になり会社の評価が上がる

将来のキャリアに役立つだけでなく、会社への貢献度も高まります。

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

監理技術者の補佐として大規模な工事現場に携われる

冒頭でも触れましたが、1級土木施工管理技士補を取得すると、監理技術者の補佐として大規模な工事現場に携われます。

具体的な業務内容は以下のとおりです。

1級土木施工管理技士補の主な業務内容

  • 施工計画の作成
  • 申請書類の作成
  • 現場での指揮
  • 安全や原価管理などの作成や管理

経験が浅い技術者でも、1級土木施工管理技士補を取得することで、大規模なプロジェクトを担当できる機会が増えます。

責任ある立場で現場を指揮する経験は、監理技術者になった際に役立つでしょう。

転職市場での評価が高まりキャリアの選択肢が広がる

1級土木施工管理技士補の資格は、転職活動において役立ちます。

採用担当者は即戦力としてのスキルだけでなく、難関試験に挑む向上心や学習意欲も評価します。

ポイント

多くの企業が1級技術者を求めている中で、あと一歩で1級を取得できる人材は魅力的です。

転職市場での評価が高まると、大手ゼネコンや優良企業への転職といったキャリアの選択肢が広がります。

経営事項審査の加点対象になり会社の評価が上がる

1級土木施工管理技士補は、企業の評価を決める「経営事項審査」の加点対象です。

経営事項審査の点数は公共工事の入札ランクに直結するため、企業にとって技術者の点数は売上を左右します。

技術力評価における点数の配分は、以下のとおりです。

出典:国土交通省|経営事項審査の審査基準の改正について

1級土木施工管理技士補は2級技士よりも高い「4点」を獲得できます。

会社の売上に貢献できる人材として、市場価値の向上が期待できます。

資格取得支援に手厚い「ワット・コンサルティング」

私たちワット・コンサルティングでは、未経験からでも安心して1級土木施工管理技士補の取得を目指せる環境を整えています。

主なサポート内容は以下のとおりです。

ワット・コンサルティングの支援制度

  • 2,000以上のeラーニング講座を受講可能
  • 資格取得時の報奨金制度あり
  • 経験豊富な先輩技術者によるフォロー

学習ツールや支援環境が整っているので、無理なく学習を続けられます。

キャリアアップを本気で考えている方は、資格取得支援に手厚い環境で学ぶことを検討してみてください。

1級土木施工管理技士補に合格するための効率的な勉強法4選

ここでは、合格ラインを効率よくクリアする勉強法を紹介します。

1級土木施工管理技士補に合格するための効率的な勉強法4選

  1. 最新の出題傾向を把握しテキストで全体像を掴む
  2. 過去問をくりかえし解き正答率を8割以上にする
  3. 必須問題と選択問題を整理し確実に得点を取る
  4. 通信講座やスマホのアプリを活用して隙間時間に学習する

1級土木施工管理技士補(第一次検定)は出題範囲が広く、合格には計画的な学習が必要です。

1級土木施工管理技士補の取得を検討中の方は、参考にしてみてください。

最新の出題傾向を把握しテキストで全体像を掴む

まずは最新のテキストを入手し、全体像を把握しましょう。

おすすめの書籍は以下のとおりです。

書籍名おすすめポイント
2026年度版 わかって合格 (うか)る1級土木施工管理技士 基本テキスト暗記に役立つ赤シート付き
建築土木教科書 1級土木施工管理技士 第一次・第二次検定 合格ガイド1冊で第一次検定と第二次検定の試験対策ができる
1級土木施工管理技士第一次検定 分野別過去問題集分野別に過去問をまとめており、苦手な分野を重点的に学習するのに便利
2026年度版 わかって合格 (うか)る1級土木施工管理技士 一次検定8年過去問題集豊富なイラスト図解でわかりやすく解説
1級土木施工管理技士 一次対策問題解説集 令和8年度版直近6年の全設問肢を詳細に解説

最初は暗記しようとせず、テキストや過去問を一度読んで「どのような分野が出るのか」「苦手な箇所はどこか」などを確認してみてください。

全体像を把握できると学習計画が立てやすくなり、計画的に学習を進められます。

過去問をくりかえし解き正答率を8割以上にする

第一次検定の試験問題は、過去の出題パターンと類似しているケースが多いため、過去問を解くことが効率的です。

以下の手順で進めると良いでしょう。

効果的な過去問演習のステップ

  1. 過去5年分の問題を準備する
  2. 最初は答えを見ながら解き方を理解する
  3. 3周目以降は自力で解き正答率8割を目指す
  4. 間違えた問題だけを繰り返し復習する

正解した問題でも「なぜその答えになるのか」を解説で確認し、周辺知識もセットで覚えると応用力が身につきやすくなります。

本番で焦らないよう、時間を計って解く練習も取り入れてみてください。

必須問題と選択問題を整理し確実に得点を取る

第一次検定は、全員が解答する「必須問題」と選択して解答する「選択問題」の2種類があります。

すべての範囲を完璧にする必要はないため、得意な分野に注力し確実に得点を取るのが合格のコツです。

具体例

自分の実務経験に近い分野や暗記で対応しやすい「法規」を得点源にすると、合格基準に届きやすくなります。

注力する分野と捨てる分野を明確にし、確実に合格ラインの得点を取りましょう。

通信講座やスマホのアプリを活用して隙間時間に学習する

働きながら合格を目指すには、通勤時間や休憩時間といった隙間時間を活用したいところです。

分厚いテキストを持ち歩くのが難しい場合は、スマホアプリや通信講座の動画教材が役立ちます。

隙間学習の例

  • 通勤電車の中で一問一答アプリを解く
  • 昼休憩に10分だけ解説動画を視聴する
  • 就寝前の15分で暗記項目を復習する

短時間でも毎日触れることで、記憶が定着しやすくなります。

あなたに合うツールを見つけ、学習を習慣化しましょう。

おすすめのアプリは、1級・2級土木施工管理技士のおすすめ過去問アプリ15選【無料あり】に詳しくまとめています。

ワット・コンサルティングは2,000以上のeラーニングで学べる

私たちワット・コンサルティングは、2,000以上のeラーニングコンテンツを用意しています。

ワット・コンサルティングの資格取得支援

  • 約2,000以上のeラーニングコンテンツが使い放題
  • 高い合格率を誇るサポート体制
  • 資格取得時の報奨金制度あり

働きながら資格取得を目指すのは大変ですが、eラーニングを利用すると、隙間時間を活用し効率的に勉強できます。

Web資格講座も充実しており、資格取得奨励金も用意しています。

転職先の候補に入れてみてください。

1級土木施工管理技士補についてよくある質問

最後に、1級土木施工管理技士補についてよくある質問にお答えします。

2級土木施工管理技士がなくても1級土木施工管理技士補を受験できる?

受験できます。

具体的な受験資格は以下のとおりです。

出典:国土交通省|令和6年度より施工管理技術検定の受験資格が変わります

19歳以上であれば誰でも受験できるため、2級を経由せずに1級土木施工管理技士補を目指せます。

1級土木施工管理技士補を取得すると2級土木施工管理技士は不要になる?

1級土木施工管理技士補があれば、2級土木施工管理技士は取得しなくても問題ありません。

1級土木施工管理技士補で3年の実務経験を積めば、1級土木施工管理技士の第二次検定を受験できます。

第二次検定に合格して1級土木施工管理技士を取得すれば、2級土木施工管理技士の業務範囲も対応可能です。

最短ルートで1級土木施工管理技士の取得を目指す方には、2級を受験せずに1級土木施工管理技士補の取得をおすすめします。

まとめ

「1級土木施工管理技士補が意味ない」というのは誤解です。

将来のキャリアアップに役立つ資格なので、記事を参考に勉強を始めてみてください。

1級土木施工管理技士補に合格するための効率的な勉強法

  • 最新の出題傾向を把握しテキストで全体像を掴む
  • 過去問をくりかえし解き正答率を8割以上にする
  • 必須問題と選択問題を整理し確実に得点を取る
  • 通信講座やスマホのアプリを活用して隙間時間に学習する

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでは、未経験から土木施工管理を目指す方を募集しています。

約2,000以上のeラーニング講座や資格取得報奨金など、あなたの成長をサポートできる環境を用意しています。

ワット・コンサルティングの強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験者の採用率80%
  • 約2,000以上のeラーニングコンテンツ
  • 資格取得奨励金あり

未経験から土木施工管理に挑戦したい方は、転職先の候補に加えてみてください。

あなたの資格取得とキャリアアップが成功することを願っています!

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