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施工管理技士はどれが良い?7種類の特徴や難易度ランキングなどを解説

施工管理技士はどれが良い?7種類の特徴や難易度ランキングなどを解説

「施工管理技士の資格を取りたいけど、どれが良いのかわからない…」

「自分に合っているのはどの資格なんだろう?」

こういった疑問や悩みに答える記事です。

この記事でわかること

  • 施工管理技士全7種類の仕事内容と特徴
  • 施工管理技士の難易度ランキングと合格率
  • 施工管理技士の資格を取得する4つのメリット

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験から施工管理に就職・転職したい方を募集しています。

施工管理技士でどれが良いかは、あなたがどのようなキャリアを目指すかで変わります。

7種類の資格は、それぞれ扱う工事や活躍できる現場が異なるからです。

この記事では、施工管理技士7種類それぞれの特徴や難易度などを解説しています。

記事を読むとそれぞれの資格の違いが明確になり、あなたに合う資格が見つかるでしょう。

どの施工管理技士が良いかで迷っている方は、最後まで読んでみてください。

未経験から施工管理を目指したい方におすすめの企業

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の未経験者を募集しています。

業界トップクラスとなる60日間にわたる研修を実施しているため、未経験者でも施工管理の基礎をしっかり学んでから現場で働けます。

ワット・コンサルティング

研修が充実していることもあり、定着率は83.2%と高い数値です。

「まずは基礎からしっかり身につけたい」と考えている方は、転職先の候補に入れてみてください。

施工管理技士はどれが良い?7種類の仕事内容や特徴

施工管理技士は以下の7種類があります。

施工管理技士の種

  1. 建築施工管理技士
  2. 土木施工管理技士
  3. 電気工事施工管理技士
  4. 管工事施工管理技士
  5. 電気通信工事施工管理技士
  6. 造園施工管理技士
  7. 建設機械施工管理技士

それぞれ扱う工事や活躍できる現場が異なるため、あなたのキャリアプランに合う資格を探してみてください。

1つずつ解説します。

建築施工管理技士:ビルやマンション建設の指揮者

建築施工管理技士は、ビルやマンションの建築現場の指揮者です。

建物の外側から内装まで、建築工事全体の進行を管理する役割を担います。

主な工事対象

  • 高層ビルやマンション
  • 商業施設・ショッピングモール
  • 学校や病院の公共施設
  • 戸建て住宅

多くの人が利用する建物を形に残せるため、建築が完了した際は達成感を感じられるでしょう。

大規模なプロジェクトに関わりたい方におすすめです。

土木施工管理技士:道路やダムなどインフラを支える

土木施工管理技士は道路や河川工事の現場監督として、人々の生活基盤となるインフラ整備を担当します。

災害復旧工事やトンネル掘削など、スケールの大きい現場で活躍できます。

ポイント

自然を相手にする工事が多く、地形や地質に合わせた柔軟な対応力が求められる仕事です。

社会貢献性が高く、安定した需要がある分野で働きたい方に適しています。

電気工事施工管理技士:電力設備工事の監督

コンセントや照明設備など、建物に電気が通る道を作る工事を管理します。

主な業務内容は以下のとおりです。

業務区分具体的な内容
強電工事受変電設備・照明・コンセントの設置
弱電工事放送設備・火災報知器の設置
鉄道電気架線・信号設備の設置や保守

電気設備はあらゆる建物に必要なため、活躍の場は広いです。

技術革新が進む分野であり、新しい知識を習得し続けたい方に向いています。

管工事施工管理技士:空調や給排水設備の管理

管工事施工管理技士は建物内の快適な環境を守るために、空調や給排水設備を管理するのが仕事です。

担当する主な設備

  • エアコンなどの空調設備
  • ガス管の配管設備
  • 工場のプラント配管
  • トイレやキッチンの給排水設備

人々の健康や衛生に関わる設備を扱うためプレッシャーはありますが、その分やりがいを感じられるでしょう。

参考記事:【未経験でも安心】管工事施工管理の仕事内容をわかりやすく解説

電気通信工事施工管理技士:ネット社会を守る新資格

電気通信工事施工管理技士は2019年に新設された比較的新しい資格で、近年需要が急増しています。

インターネットや電話回線など、情報通信インフラの構築を支える役割を担います。

具体例

5G基地局の設置やオフィス内のLAN構築など、現代社会に不可欠な通信環境を整備するやりがいのある仕事です。

IT技術の進歩に合わせて工事内容も変化するため、最先端の技術に触れられる点も魅力です。

参考記事:電気通信工事施工管理技士の1級と2級の違い【取得するメリットも解説】

造園施工管理技士:緑地や公園づくりのプロ

造園施工管理技士は公園や庭園の緑地整備を通じて、人々に癒やしの空間を提供するのが仕事です。

活躍の場業務内容
公共事業公園・街路樹の整備や維持管理
民間工事個人邸宅の庭園・屋上緑化の施工
イベント会場の装飾・緑化プロデュース

植物の知識だけでなく、石材や景観デザインに関する知識も求められます。

自然と調和した空間づくりができる資格のため「植物が好き」「美しい景観を残す仕事に携わりたい」という方におすすめです。

建設機械施工管理技士:重機運用の専門家

ショベルカーやブルドーザーといった重機を扱う工事のスペシャリストです。

他の施工管理技士とは異なり、重機の操作技術が求められます。

扱う主な重機

  • ブルドーザー
  • 油圧ショベル
  • ロードローラー
  • モーターグレーダー

自身で重機を操作しながら現場管理もできるため、現場の最前線で活躍できます。

「機械操作が得意」「現場作業と管理の両方に携わりたい」という方に適しています。

施工管理技士として働く先輩社員の声

ワット・コンサルティング

私たちワット・コンサルティングで活躍する先輩社員「岡本勇太さん」の声を紹介します。

岡本さんは品質管理を担当しており、現場での検査業務や報告書の作成、東京都への提出書類の管理が主な業務です。

具体的には、コンクリートの空気量や柔らかさのデータを収集し、検査時にわかりやすくまとめています。

ポイント

岡本さんは躯体工事が始まった2年目に検査業務が増え、特に規模の大きな中間検査で成績を残したことで高い評価を受けました。

目標にしていた1級建築施工管理技士の資格を取得し、現在は大手ゼネコンで働いています。

インタビューの詳細は#10 Youは何しにワットへ?/新卒7年目の岡本さんに聞く、仕事と人生の軌跡で確認できます。

施工管理技士の難易度ランキングと合格率

施工管理技士の資格選びで気になるのが、試験の難易度や合格率です。

難易度を事前に把握しておくと、勉強の計画が立てやすくなります。

各施工管理技士の合格率を低い順(難しい順)に並べたので、参考にしてみてください。

まずは2級から紹介します。

順位資格名合格率
1位2級建築施工管理技士・一次検定:50.5%
・二次検定:40.7%
2位2級電気工事施工管理技士・一次検定:47.5%
・二次検定:51.4%
3位2級建設機械施工管理技士50.3%
4位2級土木施工管理技士51.8%
5位2級造園施工管理技士56.9%
6位2級管工事施工管理技士63.1%
7位2級電気通信工事施工管理技士76.5%

※合格率は実施年度により変動します。

1位は2級建築施工管理技士でした。

続いて1級です。

順位資格名合格率
1位1級建築施工管理技士・一次検定:36.2%
・二次検定:40.8%
2位1級管工事施工管理技士38.7%
3位1級土木施工管理技士・一次検定:43.1%
・二次検定:38.9%
4位1級電気工事施工管理技士・一次検定:36.7%
・二次検定:49.6%
5位1級造園施工管理技士52.1%
6位1級建設機械施工管理技士57.6%
7位2級電気通信工事施工管理技士69.2%

2級・1級ともに建築施工管理技士の合格率が低い傾向です。

管工事施工管理技士は2級だと合格率63.1%ですが、1級になると38.7%と難易度が上がっています。

合格率が高い傾向なのは、電気通信工事施工管理技士と造園施工管理技士です。

各資格の難易度を参考にした上で、勉強の計画を立てましょう。

参考記事:施工管理技士試験の難易度や資格の種類!各試験の難しい順も解説

施工管理技士の資格を取得する4つのメリット

施工管理技士の資格を取得すると、以下4つのメリットがあります。

施工管理技士のメリット

  1. 資格手当や昇進により年収アップが期待できる
  2. 自身の市場価値を高められる
  3. 監理技術者や主任技術者になれる
  4. 経営事項審査の加点対象となり企業の評価が上がる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

資格手当や昇進により年収アップが期待できる

施工管理技士の資格を取得すると、毎月の給与に資格手当が上乗せされる可能性があります。

会社や資格の種類によって支給される手当は異なりますが、一般的な相場は以下のとおりです。

資格の等級資格手当の相場/月
1級10,000〜30,000円
2級3,000〜10,000円

毎月の手当だけでなく、昇進や昇格の評価基準になる場合もあります。

資格手当と基本給のアップを合わせると、大幅な年収アップを狙えます。

自身の市場価値を高められる

建設業界は慢性的な人手不足のため、施工管理技士はどの企業でも需要の高い人材です。

資格を所有しているだけで、転職市場での評価を高めやすくなります。

資格と実務経験を掛け合わせると、以下のようなキャリアが開けます。

施工管理技士のキャリアの選択肢

  • 大手ゼネコンへの転職
  • 発注者支援業務への挑戦
  • 好待遇な企業へのヘッドハンティング

会社に依存することなく、自身の実力で生きていける力を身につけられる点は魅力です。

将来の不安を減らし、安定したキャリアを築きやすくなります。

監理技術者や主任技術者になれる

施工管理技士を取得すると、法律で配置が義務付けられている監理技術者や主任技術者になれる可能性があります。

無資格者には担当できない、責任あるポジションです。

ポイント

現場の責任者として工事を動かせるため、やりがいをもって働けるでしょう。

会社にとっても、工事を受注するために欠かせない人材として評価されやすくなります。

経営事項審査の加点対象となり企業の評価が上がる

公共工事を入札する際に受ける「経営事項審査」において、施工管理技士の人数が加点対象になります。

有資格者が多い会社ほど国や自治体からの評価が高くなり、公共工事を受注しやすくなります。

資格ごとの加点数は以下のとおりです。

経営事項審2査の審査基準の改正について

出典:国土交通省|経営事項審2査の審査基準の改正について

1級技士は5点、2級技士は2点が加点されます。

施工管理技士は会社の売上に貢献できる人材として、市場価値の向上が期待できます。

施工管理技士の受験資格

施工管理技士の受験資格について解説します。

令和6年度より施工管理技術検定の受験資格が変わります

出典:国土交通省|令和6年度より施工管理技術検定の受験資格が変わります

施工管理技士の受験資格は、令和6年度から変更されました。

以前は学歴や実務経験が必要でしたが、新制度では第1次検定の受験ハードルが下がり、年齢の条件をクリアしていれば受験できます。

新制度の導入により、未経験者や学生でも早い段階から資格取得を目指せます。

参考記事:令和6年度から施工管理技士試験の受験資格が改正される|3つの注意点も解説

2級を飛ばしていきなり1級を受験することも可能

19歳以上であれば2級を飛ばして、いきなり1級の第一次検定を受験できます。

1級の第二次検定に進むには、一定の実務経験が必要です。

最短ルートで施工管理技士の取得を目指す方には、2級を飛ばして1級の受験をおすすめします。

参考記事:受験資格を満たせばいきなり1級建築施工管理技士を受験できる

技士と技士補の違い

「技士」は第二次検定まで合格した人に与えられる称号で「技士補」は第一次検定のみ合格した場合に与えられます。

それぞれの主な違いは以下のとおりです。

項目施工管理技士(1級)施工管理技士補(1級)
合格条件第二次検定まで合格第一次検定のみ合格
現場での役割監理技術者監理技術者の補佐
経営事項審査の点数5点4点

1級技士補を取得すると、監理技術者補佐として現場で働ける可能性があります。

ポイント

企業にとっては技士補がいることで現場体制を強化できるため、技士補でも就職や転職で評価されやすくなります。

まずは技士補を目指し、働きながら技士へのステップアップを狙うのがおすすめです。

施工管理技士の効率的な勉強法

次に、施工管理技士の効率的な勉強法を解説します。

効率的な勉強法

  • 現場の状況とリンクさせて記憶する
  • 記述試験対策は得意分野を掘り下げる
  • 動画やアプリを活用して視覚的に理解する

働きながら施工管理技士の合格を目指すには、限られた時間を効率的に使う工夫が必要です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

現場の状況とリンクさせて記憶する

テキストの文字を丸暗記するよりも、実際の現場と関連付けると記憶に定着しやすくなります。

具体的には、安全朝礼の内容を「法令の◯◯に基づいている」と考えたり「この重機はテキストに出てきた◯◯だ」と紐付けたりしましょう。

実務を勉強に活かすことで、机に向かう時間以外も学習時間に変えられます。

記述試験対策は得意分野を掘り下げる

第二次検定の記述問題は、すべての分野を完璧にする必要はありません。

自身が経験した業務の中から、書きやすいテーマを絞って深く対策するのが効率的です。「あれもこれも」と手を広げすぎず、得意な1〜2分野に集中して記述で高得点を取れるよう準備しましょう。

動画やアプリを活用して視覚的に理解する

文字だけではイメージしにくい工法や構造は、動画やアプリを活用して視覚的に理解するのがおすすめです。

特に、初学者の場合はeラーニングの解説動画を見ることで、試験の全体像をつかみやすくなります。

動画やアプリを活用するメリット

  • スキマ時間や移動時間を勉強に使える
  • 複雑な手順を映像で直感的に理解できる
  • 過去問アプリを利用してゲーム感覚で反復練習できる

「机に向かえない時間はスマホを活用して勉強する」「机に向かえる時間は過去問を解く」など、場所に合わせてツールを使い分けると効率的です。

ワット・コンサルティングは施工管理技士向けのeラーニングあり

ワット・コンサルティングでは、施工管理技士の資格取得に向けたeラーニングシステムやWeb資格講座を完備しています。

いつでもどこでも自分のペースで学習できるため、現場での仕事と両立しながら効率的に資格取得を目指せます。

ワット・コンサルティングの特徴

  • 60日間の研修カリキュラムで未経験者をしっかりサポート
  • 資格取得奨励金や支援制度あり
  • 定着率83.2%(業界平均約70%)を実現
  • 未経験採用率80%
ワット・コンサルティング

充実した研修と資格取得支援制度があるため、未経験でも着実にスキルアップして手に職をつけることが可能です。

「働きながら施工管理技士の資格を取りたい」と考えている方は、転職先の候補として検討してみてください。

施工管理技士についてよくある質問

最後に、施工管理技士についてよくある質問に応えていきます。

未経験や文系でも施工管理技士になれる?

施工管理技士は年齢の条件を満たせば誰でも受験できるため、未経験や文系でもなれます。

ただし、第二次検定は実務経験が必要です。

そのため、施工管理技士を目指す場合は1級の第一次検定を受験し、合格後に実務経験を積みながら第二次検定の勉強を進めることをおすすめします。

参考記事:未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップ

施工管理技士の他におすすめの資格はある?

以下の資格がおすすめです。

職種・分野おすすめの資格特徴
建築・土木建築士設計や工事監理のプロフェッショナル
建築・不動産宅地建物取引士不動産取引の専門家として重宝される
電気設備電気工事士自身で電気工事を行うために必要
安全管理消防設備士消火栓や火災報知器の点検・整備ができる

こうした資格を施工管理技士と一緒に取得することで、対応できる業務の幅が広がります。

対応できる業務の幅が広がると、希少価値の高い人材として評価されるでしょう。

参考記事:現場監督の仕事に役立つおすすめ資格42選一覧【難易度も紹介】

まとめ

最後にもう一度、この記事のポイントをまとめます。

この記事のまとめ

  • 施工管理技士は7種類あり、それぞれ活躍できる現場が異なる
  • 難易度や合格率は資格によって差があるため事前に確認が必要
  • 資格取得は年収アップや市場価値の向上につながる

各施工管理技士はそれぞれ特徴が異なるため、あなたの興味やキャリアプランに合う資格を選びましょう。

私たちワット・コンサルティングでは、未経験から施工管理に挑戦したい方を募集しています。

業界トップクラスの60日間の研修があるため、専門知識がない状態からでも安心してキャリアをスタートできます。

ワット・コンサルティングの強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験採用率80%以上
  • 累計1,500名以上の未経験者を育成
  • 資格取得奨励金・eラーニング完備
  • 年間休日125日・残業月平均31.7時間
ワット・コンサルティング

「未経験から施工管理技士を目指したいけど、実務経験がなくて不安…」という方は、転職先の候補に入れてみてください。

あなたに合う資格が見つかり、キャリアアップにつながることを願っています!

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