分電盤の設置基準を解説【電気器と遠くなると電圧が低下する】
こういった疑問に答える記事です。
この記事の内容は下記のとおり。
- 分電盤の設置基準を解説
- 分電盤と電気器の距離が遠くなるほど電圧は低下する
分電盤は設置基準が定められているため、事前に確認しておきましょう。
あなたの業務の参考になればうれしいです!
分電盤の設置基準を解説

分電盤の設置基準は下記のとおり。
※スマホを横にすると見やすいです。
| 設置する高さ | 床から180cm以下の高さ(操作がしやすいため)停電したときに操作しやすい場所を選ぶ。 |
| 設置場所 | 湿気、水気がないところを選ぶ(漏電させないため)見た目を考慮して、目立たないところに設置する。 |
| 分電盤のサイズ | 高さは325mm前後。幅は下記の回路数による。
回路数6:416mm 7~10:450mm 11~16:484mm 17~20:518mm 21~24:552mm |
| 分電盤の後ろのスペース | 配線スペースを確保する。奥行10cm以上が望ましい。 |
| 分電盤のカバー(扉) | カバーをつけるのもアリ。カバーの開閉に支障がでないよう、カバーの前は空間になるようにしておく。
ホコリがたまると漏電事故になる危険性があるため、扉はしめられるようにしておく。 |
| 設置場所の余白 | 分電盤の上下左右に10cmほど隙間をつくる。分電盤の前のカバーや扉までの距離も10cmくらいとっておく。
※分電盤の前にモノを置けないように10cm程度にしておく。 |
写真だとこんな感じになります。


なお、分電盤の前に物を置けないように設置しましょう。
物を置けてしまうと、緊急時に分電盤の操作ができなくなってしまいます。
分電盤と電気器の距離が遠くなるほど電圧は低下する

分電盤と電気器の距離が遠くなるほど、電圧は低下します。
なので、分電盤と電気機器までの距離に配慮して設定しましょう。
ちなみに、分電盤から電気機器まで距離は50m以下にしないと電圧が低下します。
分電盤の図面記号
分電盤の図面記号も知っておきましょう。
設計業務の参考にしてください。
電燈分電盤
電燈分電盤は、横長の長方形に右上から左下への斜め線を引き、下部を黒く塗りつぶしたものです。
動力制御盤

動力制御盤は、横長の長方形の中にバツで表します。
電力分電盤
電力分電盤は、上記のように表します。
ちなみに電気記号については、よく使う電気設備の図面記号186選にまとめているので、設計業務の参考にどうぞ。
まとめ【分電盤の設置基準を確認しましょう】

この記事をまとめます。
- 分電盤を設置する際は、設置基準を守る
- 分電盤と電気器の距離が遠くなるほど、電圧は低下する
分電盤の設置工事の際の参考になればうれしいです!
ちなみに、電線から電気を引き込む方法を電気の引き込み方法4選!工事の際の注意点にまとめています。
あなたの業務の参考になれば幸いです。
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