専用高感度・高画質カメラ オプションサービス

映像解析技術

infraviewでは、取得した映像データをもとに、オルソ画像、点群データ、3Dモデルといった高度な映像解析を行うことが可能です。 これにより、現場の状況を立体的・定量的に捉えることができ、従来の映像記録を超えた“活用できる点検データ”として、維持管理や補修計画の精度向上に役立てていただけます。

歪みのない視点で現場を正確に記録

オルソ画像

オルソ画像とは

infraviewでは、IBIS2で撮影した映像データをもとに、歪みを補正した高精度なオルソ画像を生成することが可能です。 オルソ画像とは、空間の形状を真正面から見た平面的な視点で表現した画像で、通常の映像のような広角レンズ特有のゆがみや斜め角度の影響を受けず、正確な寸法や形状をそのまま視認・活用できる資料となります。現場の状況を記録写真として残すだけでなく、測定・図面との照合・CADへの取り込みなど、実務的な精度が求められる用途にも対応。特に狭小空間のように全景が把握しにくい場所でも、後から全体を把握・解析するための基礎情報として活用されています。

オルソ画像とは
図面と重ねて使える、
“測れる画像”という新しい価値

オルソ画像は、視覚的に理解しやすいだけでなく、現場の状況を定量的に判断する資料としても活用されています。たとえば、点検後に得られたオルソ画像をもとに、破損箇所や補修対象の位置を図面と重ねて確認することで、施工範囲の明確化や見積精度の向上につながります。さらに、複数回の点検結果を比較すれば、経年による劣化進行や変化を可視化でき、予防保全のための判断材料としても有効です。また、オルソ画像は他の解析データ(点群・3Dモデル)との組み合わせによって、図面・実写・空間情報の整合性を高める統合的な資料としても活用されています。 正確に「見える」ことは、その後の判断や共有の質を変えていきます。

図面と重ねて使える、測れる画像という新しい価値

形状を“数値”として捉える

点群データによる空間の可視化

点群データとは

点群データとは、空間内の形状を無数の座標点の集合(ポイントクラウド)として三次元的に記録したデータ形式です。 IBIS2で撮影された映像をもとに、壁面や配管、空間の起伏などをx・y・zの3軸で数値化し、構造物の寸法・位置・傾きといった物理情報を高い精度で再現します。 映像や写真のように“見る”ための資料ではなく、空間そのものを“計測・解析する”ためのベースデータとして活用できるのが大きな特長です。 通常の映像では見落としがちな変位や歪みも、座標のズレとして数値で把握できるため、補修計画や図面作成において、より精度の高い判断を支える技術となっています。

点群データとは
現状や変化を「数値で捉える」点検・設計のベースデータ

点群データは、単なる記録にとどまらず、設計・施工・保全の各フェーズで広く活用できる資産性の高い情報です。たとえば、取得した三次元データをCADやBIMなどの設計ツールと連携すれば、既存図面がない現場の図面作成を短時間で行なうことができ、現況との整合性確認や干渉チェックなども可能になります。また、時期を変えて同一空間の点群データを取得・比較することで、構造物の変位や沈下、変形といった経年変化を定量的に評価することもできます。現場の“状態”をデジタルで保持しておくことで、将来的な修繕や更新時にも有効に活用できるため、長期的な維持管理の基盤資料として非常に有用です。 空間を「見て終わる」のではなく、「測って残す」――それが点群データの強みです。

現状や変化を「数値で捉える」点検・設計のベースデータ

“見せる”と“伝える”を両立する

3Dテクスチャモデルによる立体的な再現

3Dテクスチャモデルは、点群データや映像解析から得られた情報をもとに、対象空間を立体的に再構成したデジタル表現です。空間の形状や構造物の配置をリアルに再現できるため、図面や平面画像では把握しづらい奥行きや全体像を、視覚的にわかりやすく表現できます。IBIS2で撮影した高精度映像をもとに生成されたモデルは、構造物のサイズ感や位置関係を直感的に理解できるため、専門知識のない方にも伝わりやすく、関係者間での合意形成にも効果を発揮します。また、3DモデルはPCやタブレット上での操作や回転表示が可能で、「空間を持ち帰って検討できる」新しい資料のかたちとして注目されています。

視覚で伝わる、共有できる。
合意形成を加速する立体情報

3Dテクスチャモデルは、点検結果を「説明しやすい形」で残すことができるため、社内報告や発注者への説明、改修計画の検討など、さまざまな場面で活用されています。 また、複数の関係者が空間全体の状態を同じ視点で把握できるため、認識のズレを防ぎ、意思決定のスピードと質を向上させる効果も期待できます。 保存されたモデルは、後日の再点検時や経年比較にも利用でき、点検データの可視化だけでなく、記録性や将来性にも優れた資料となります。 現場の「今」の状態を、立体的かつ伝わる形で残せること。それが3Dモデルの持つ最大の価値です。

3Dテクスチャモデル
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ご契約までの流れ

STEP-1

お問い合わせ
資料請求

お客様のお悩みやご相談・ご質問をお伺いいたします。
STEP-2

お打ち合わせ
ご提案

お問い合わせいただいた内容に応じて有効なデータのご提案をいたします。
STEP-3

下見

現場を実際に拝見し、具体的な飛行計画を行います。
STEP-4

お見積り

ご要望に応じたお見積りを提出いたします。
STEP-5

ご契約
飛行計画

ご契約成立後、飛行計画を元に点検当日の最終打合せを行います。

目的に合わせたカスタマイズ

infraviewでは、お客様一人ひとりの目的や課題に合わせてカスタマイズを行います。
柔軟かつ実践的な点検サービスで、お客様にしっかりと伴走します。

目視点検

  • 動画納品
  • 点群化
  • 3Dデータ化
  • オルソ化

構造把握

  • 動画納品
  • 点群化
  • 3Dデータ化
  • オルソ化

配管内点検

  • 動画納品
  • 点群化
  • 3Dデータ化
  • オルソ化

壁面調査・点検

  • 動画納品
  • 点群化
  • 3Dデータ化
  • オルソ化
ご要望に合わせてその他報告書作成、コンター図作成、BIM化など、様々なオプションサービス&カスタマイズも承ります

お問い合わせ・資料請求

infraviewのサービスや導入に関するご相談、資料のご請求は、お問い合わせ窓口にて受け付けております。
点検の可否や費用感のご確認、ご提案前のご質問などもお気軽にお問い合わせください。