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福岡営業所からのメッセージ

福岡営業所からのメッセージ 最初に「思い」ありき。
その「思い」が「行動」を生む

14年間、面接でお会いした“すべての人”とコンタクトを取り続ける

実家が土建屋で高校を卒業してから実家の事業を手伝っていました。もう20年も前の話です。何年か経って兄が海外留学から帰ってきて、実家の事業に加わりました。兄に家業を継ぐ意思があることも聞いて、その時点で自分は身を引こうと思ったんです。正直、兄弟で経営して上手く行っている例が自分の周りにはあまりなかった。それで、じゃあ自分は何をしようかなって考えました。

今でも兄とは仲がいいですし、いつか帰ってくることもあるかもという思いがひとつ。そして、もうひとつは既に自分の中に「建設業界の役に立ちたい」という思いがありました。それで建設業界で就職先を探したんです。20年前というと就職難の時代。溢れるような選択肢はありません。でもその中で出会ったのが建設の技術派遣という業界でした。

ゼネコンの部課長とお会いする仕事。将来的な人脈にもつながるし、実家の役にも立てるかもしれない。そう思ってこの業界に就職を決めました。まだ出来立てのワットの建設事業部に来たのが14年前。ちょうど30歳の時でした。

この14年間には様々なことがありました。その時その時の時代背景によって、いつも最善を考えた。人手不足な現在とは違って仕事がない時代には、面接に来られる方に何とか働ける現場を探してあげたいという一心で営業していました。今では考えられないくらい経験豊かな技術者が仕事にあぶれていたんです。

一人ひとりと丁寧に向き合う。その姿勢は今も変わっていませんし、この14年間でご縁のあった技術者の皆さんとの関係は、私の人生の財産だと思っています。ワットに入社した人もいれば、別の会社に行かれた方もいる。でも、自社か他社かは関係なく、面接でお会いしたすべての人と、いまだにコンタクトを取っています。

ワットとしてその時はお役に立てなかったかもしれない。でもその先はわからない。お役に立てる時も必ずあるはず。そう思って、毎年毎年お会いする応募者の方々とコンタクトを取り続けてきました。

現在、福岡営業所の在籍技術者は95名(2019年5月現在)。そのうち半分以上の方が50代、60代の方です。出会った時は40代だった方も、現在は60代。時の流れる早さを感じます。面接後すぐにワットに入社された方、同業の派遣会社に在籍後、数年経ってからワットに入社された方、また一度は応募したけれどゼネコンで仕事を続けて数年後にワットに入社された方、様々なプロセスがあります。

でもひとつ言えるのは、一人ひとりの方と丁寧に向き合ってきたこと、コンタクトを取り続けてきた、その触れ合いが現在をつくっているということです。「そこまで自分を駆り立てるものは何か?」と訊かれれば、「業界への貢献」という気持ちがまずあります。家業を手伝っている頃からその気持ちは変わっていません。その「業界への貢献」という気持ちが次第に、一人ひとりの技術者の、体調や労働環境を心配する気持ちへと自分を向かせていったんです。

「心配する仕事」から「みんなで心配する仕事」へ。
「心配しなくていい事業所」への変革

心配する仕事。そう、「心配すること」が私の仕事なのかもしれません。とにかく技術社員は見えないところにいますから。若い人なら「人間関係はうまくやれているかな」「現場でちゃんと吸収しているかな」とか、30代・40代なら「技術もついてジレンマに陥っていないか」「しがらみに苦しんでないか」「ちゃんと技量が活かせているか、逆に負荷はありすぎないか」。50代・60代ならやっぱり健康面、「今日暑いけど大丈夫かな」「腰痛の再発はしていないかな」とか…。そんな心配からついつい電話をしてしまうし、行ってしまう。九州は広いというのに…。この間も宮崎に行って、翌日には鹿児島に行って、3日目は東京で経営会議に出て…。でもそれは、技術社員が日中現場に出ているように自分も日中は現場を回っていたいという気持ちの表れでもあるんです。

この間も70歳の方が急に腰が痛くなって、熱が出て、嘔吐してしまったことがありました。飛んで行って、幸い重症ではなかったんですけど、年配者の方は体力も落ちていますので、特に心配ですね。内勤社員も含めて、「心配し、行動すること」が自分の仕事なんだと最近つくづく思います。

そういう心配事を心配がないようにするのが次の段階なんでしょうね。事業所の仕組みとして、ですね。そういう事業所にしたいと最近すごく思います。内勤社員も若手が増えましたし、仕組みづくりや継承するべきことの取り組みに向き合っていかなければと。

「心配しなくていい事業所づくり」。これが新しいスローガン。自分ひとりで走り回っていたって「心配する仕事」から脱せない。継承し、仕組みづくりをして初めて「心配しなくていい事業所」になる。

内勤の新入社員にも先日言ったんです、「この仕事は人の役に立つ仕事だよ。いろいろな業種の仕事があるけけれど、その中でもトップ3に入ってもいい位に人の役に立つ仕事だよ」と。その社員もすごく賛同してくれました。建設業界への貢献を考えた時に我々の仕事は直接的ではないけれど、常に業界を支えている。現在、高齢化が進み定年も遅くなっています。今後は現場で働く人の年齢層もますます上がってくるし、一層、健康面や労働環境に対するフォローが大事になってきます。年配者の方にはいくつになっても楽しく仕事をしてもらいたいです。また、若手不足が深刻な状況の中、建設業界に入ってきてくれる人たちは本当に貴重な人たち。未経験から、しっかりと育ってもらえるように我々がフォローしなければならない。それが我々の建設業界への貢献です。

そういうことを若い内勤社員に伝えています。そして一番大事なのは、やっぱりコミュニケーション。コミュニケーションとは「その人を思う気持ち×行動力」だと自分は思っています。思っているだけでは伝わらない、行動に移さないと。自分も本来は無口な方だったんですけど、思いを伝えなければと思うと喋るんです。若い人は喋り下手。でも毎日必死にやっていればいろいろなケースを学べます。その経験を喋る。だんだん喋れることも増えていく。

営業やフォローをしていく中でストレスを感じることもあると思います。でも「人のため」と思っていれば、ストレスもストレスと感じなくなるはず。思いはストレスを乗り越えますし、その姿勢は技術社員にも伝わるはずです。

最初に「思い」ありき。そして「行動」。それが「経験」を生む。シンプルにいえば、その積み重ねでしかない。継承するべきことって、結構シンプルなのかもしれません。「一人で心配する仕事」から「みんなで心配する仕事」へ。そしてその先には先手先手で安心な「心配しなくていい事業所」が待っているはずです。

自分の役割を認識して、この“あるべき姿”に近づいていこうと思います。営業としてお客様と連携する。また技術社員の労務管理は我々の使命。事務方と連携しながら、きっちりとやる。福岡研修センターも開設されました。講師の先生方と協力・連携して若手・未経験の育成に注力していきます。これらを進めながら、この14年間、自分がやってきたことを若手内勤社員に継承していく。それが自分の役割だと考えています。

西日本事業部 部長

K.K.

コンストラクションサポート第三事業部 部長

福岡県出身。学校卒業後、実家の家業を手伝うことで建設業界へ。「建設業界への貢献」という思いはこの時に形成された。実兄が家業を継ぐタイミングで自分は外へ出ることを決める。決して兄との不仲ではない。仲がいいからこその決断だった。もちろん行き先は建設業界。前職の建設技術派遣の会社に就職する。ワット・コンサルティングへの入社は2005年。30歳の時だった。 今回のインタビューで一番驚いたのは14年間、面接で会った“すべての人”と連絡を取り続けているという事実。筆者も採用畑で仕事をして20年近いがここまで徹底して「ご縁」を大切にしている人物は初めてだった。最初に「思い」ありき。まさにその通りで、「思い」が行動を起こさせる。しかし、実際にここまで行動できる人は稀なはずだ。K氏の人柄が伺える。情に厚い職人気質。多くの技術者が慕うのもそんな人柄に惹かれてだろう。さらにK氏は何でも自分でやろうとする。それは職人気質の美学なのかもしれない。東京で数カ月前に初めてお会いした時の第一印象は「アーティストのような空気」だった。実際、中学で結成したバンドを20代まで続けていた。ギター職人の気質が現在に及んでいるのだと思う。 後半、写真を撮影している間にこっそり大事なことを教えてくれた。それは「カウンセラーの勉強と資格の取得」。「僕らは技術者にしてあげられることがあまりない。メンタル的なアドバイスも、もっとプロの領域まで踏み込みたい」。関連関与するいろいろな知識を深め、自己研鑽に努めたいという趣旨だった。「若手も増えていくし、本当は会社としてカウンセラーがいてもいいのかもしれない。でも自分でやろうとしてしまうんです」と笑う。きっとこれも技術者のために何ができるかを突き詰めた結果だろう。「最初に思いありき」がまた新たな行動を起こさせる。ただ、今回違うのは決して「自分だけでやろう」ということではないことだ。役割の認識を強く心に刻むK氏。自分が突破口になり、見本を示し、みんなでやっていくことを考えている。 家庭では4歳の女児の父。結婚し子供が生まれ家庭を持ったことで、視野が広がり、気持ちにも余裕ができたと語る。「心配する仕事」から「心配しなくてもいい事業所」への変革は彼自身の成長でもあるのかもしれない。取材を終えて、「思いを行動に移す男」は必ずその変革を成し遂げると確信した。

ワット・コンサルティング福岡営業所

住所 / 連絡先

〒812-0025 福岡県福岡市博多区店屋町6-17 ランダムスクウェアⅡ 3F
TEL:092-292-8407 FAX:092-292-8408

アクセス

福岡市地下鉄空港線「中洲川端」駅 徒歩3分 福岡市地下鉄箱崎線「呉服町」駅 徒歩1分

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