AutoCAD 福岡

AutoCAD (福岡研修センター)

今日1日楽しめれば、明日につながる。楽しみながら続ければ必ず“ツールのプロ”になれる

メーカー×ユーザー×お客様。技術は人をつなぐ

「技術は人をつなぐ」という話をします。お客様の声を感じれば感じるほど技術は伸びてゆく。もちろん「自分の技術」も伸びるし、実はそれが「世の中の技術の進歩」にも貢献しているんです。

CADで1本の線を引く。その1本の線で設計は変わりますし、お客様の期待に応えられるか否かは、そのたった1本の線に掛かっています。お客様の声を聴き、自分のできる最大限を追求していくことで自分の技術は常に伸びていきます。

またその際、ツールを扱うものとして、使いにくい、もっと改善できる、という点はメーカーに意見していく。メーカーもユーザー(CADオペレーター)の声を待っているんです。お客様のオーダーがあり、ユーザーがそれを実現しようとし、メーカーがソフトを提供する。この「お客様×ユーザー×メーカー」の連携が世の中の技術を進化させています。

Autodesk社のミーティングに行くと米国からスタッフが来ており、ウイッシュリストの一覧をみながらミーティングを進めます。「ウイッシュリストのこの項目はバージョンアップのここで実現しています」というようにミーティングは進行する。それはソフトウェアを使う皆さんの声がカタチとなった結果です。自分が目の前の仕事に集中し、その声を届けることで世の中の技術が進歩していく。「技術は人をつなぐ」というのはそういうことです。

イメージをカタチにできる素晴らしさ

ソフトウェアはイメージをカタチにすることができるツールです。理想や夢や希望を実際にカタチにして人にみせることができます。普段は油まみれの自動車整備士が、自動車が大好きで自分が理想とする自動車デザインを描いたそうです。そうしたら、プロのデザイナーがその絵に惚れ込んで製品化させたなんていう話もあります。

また近代建築の三大巨匠の一人、ル・コルビュジエはもともとは画家です。構造ではなく、イメージから入る建築家。だから斬新なデザインを思いつく。その作品が優れていることは歴史が証明しています。イメージをカタチにするという行為の素晴らしさ。CADを学ぶにあたって、その素晴らしさをぜひ知ってほしいと思います。

今期の研修生には音楽大学出身の研修生もいます。音楽と建築は、ジャンルは違うかもしれません。でも、その感受性やイメージをカタチにする素晴らしさは同じです。ぜひ、皆さん一人ひとりの中にある経験を重ね合わせてCADを学ぶ力に変えてほしいと思います。

依頼主と設計士の間の潤滑油的な存在。“ツールのプロ”として必要な存在

パソコンスクールを立ち上げて間もない頃、当時はまだOffice系ソフトしか教えていませんでした。お客様からCADを教えてほしいというご依頼をいただき、私がお世話になっていた方にも相談しました。「CADオペレーターは建物の依頼主さんと設計士さんの間の潤滑油的な存在。“ツールのプロ”として必要な存在。それなのに人材が不足している。あなたが覚えて、いろいろと伝える立場になりなさい」と言われました。

そのお話を聴いて私も納得し、CADの資格を取得しました。資格取得後は大学や行政法人、企業の研修などを積極的に担当。いろいろなところで教える中で印象的だったのは、ある職業訓練です。最終学歴が中学卒の人から大学卒の人まで幅広く開放している授業でした。

コンピュータの世界はやる気さえあれば、“一発逆転”もあり得る。学歴は関係なく、技術をしっかり身につけた人が「ツールのプロ」として活躍できる世界。それを目の当たりにしました。そうなるために一番早いのはCADを「好き」になることなんですよね。「好きこそ物の上手なれ」という言葉もあります。好きなら頑張れる。だから、研修でいつも私は願っているんです、「CADを好きになって」と。

私の好きな言葉で「今日1日あればいい」という言葉があります。もともとはデールカーネギーの「人生とは今日1日のことだ」だったんですけど、自分でアレンジして覚えています。「人生は1日の積み重ね」という意味を私はもっとカジュアルに捉えて「今日1日に、感謝して、楽しめれば、明日につながる」と解釈しました。

そんな風に今日を楽しむことが重要だと思っています。今日、CADが好きになれたら明日も楽しい。技能の習得というのはコツコツの積み重ね。楽しみながら、やっているうちにある日、プロになっている。続ければ必ず、プロになれます。

AutoCADは世界標準。それは最も使われているというだけでなく、AutoCADを押さえれば、空調衛生等の専用CADの道も拓けるということです。研修中も楽しみながら学んで、やがては“ツールのプロ”になれるよう楽しみ続けましょう。

E.F

担当講師:E.F.

資格:AutoCAD・Revit(Autodesk社認定インストラクタ)Excel・Word・Powerpoint(マイクロソフト認定トレーナー)

福岡県出身、1987年頃、当時勤務していた保育園において、先見の明をもった園長が栄養計算のためにパソコンを導入。保育士として利用する機会を得たのがパソコンとの最初の出会いである。周囲にはパソコンをスムーズに使える人がいなかった時代だったが、あらゆる業界の幅広い職務でパソコンが活かされる、新しい時代の幕開けを強く感じ、自ら進んでパソコンを学び始めた。その後、2000年頃には、商工会議所がIT推進を前面に出した事業を展開するようになったが、地元の商工業者にとってはまだ、「コンピュータ」は身近なものではなかった。こうした現状を見て、これからの時代に求められる事業として、「仕事でパソコンを利用する人をサポートする拠点」をつくることを決意。人材育成の過程で何をどのように伝えるかを考え、パソコンの組み立てを始めとした基礎をしっかり学び、講師兼役員として、本格的なパソコンスクールを立ち上げ、現在に至る。
取り扱うソフトウェアも様々だ。同じジャンルでも数あるソフトウェアの中から選ぶのは、まず世界標準から始めるのがいいという。CADなら世界標準はAutoCAD。様々なCADソフトウェアが誕生している現在でも、必ず絡んでくるのがAutoCADだ。
AutoCADを始めたきっかけは、もともとは地域の総合建設業者がCADを導入する際のお手伝いであった。常に「人のため」という動機が事業のベースにある。震災にも見舞われた九州。ワット・コンサルティングの研修センターの講師の仕事を受けたのも、建築や空調衛生設備といったものはライフラインであり、その復興の現場で活躍する人を育てる仕事にやりがいを感じたからだった。
AutoCADを自らが学ぶ際にまず考えたのはメーカーと話がしたいということだった。AutoCADならAutodesk社、WordならMicrosoft社がメーカーとなる。メーカーがあり、トレーナーがいて、ユーザーがいる。メーカーとユーザーを結ぶのがトレーナーであり、講師(=トレーナー)の仕事は「教える」ではなく「伝える」であると語る。「伝える」の意味合いは、対ユーザーだけでなく、対メーカーに対してもその意味合いがある。ユーザーに使い方を伝える一方で、ユーザーサイドがソフトを使用するにあたり困っていること、希望していることをメーカーに伝えるのもトレーナーの役割だという。様々な仕事がより効率よく運び、ソフトが進化するためには、この「メーカー×トレーナー×ユーザー」の関係は不可欠であるという。その先にはお客様の満足がある。
「誰かのためになら頑張れる」。もともとはご主人の言葉ではあるが、先生の生き様のように思えた。インストラクターとしての使命感。その根底にあるのは、まさにこの思いであろう。最後に経営者でもある先生の言葉で印象的だった言葉を記す。「豊かな感受性というアンテナを立てて、気になったことを決して放っておかないこと」。それは、感じたら行動に移す先生の経歴そのものを語った言葉であった。

主なカリキュラム

  • 01. AutoCADの基礎知識
  • 02. 基本操作1~基礎操作4
  • 03. 応用操作1~応用操作4
  • 04. 製図1~製図5(建築・建築設備・土木)
  • 05. プロダクトデザイン
  • 06. まとめ

研修生インタビュー

Y.B

福岡営業所 Y.B.

未経験の目線で専門用語も丁寧に解説。
世の中の建物が全て図面で表現できる事に感動!

大学では史学文化財学科で近現代史を専攻していました。卒論で「日露戦争時の鉄道建設」というマニアックな論文を書きまして、その時に建設に興味を持ったんです。調べて書いているうちに建設をやりたくなってしまった。でも文系ですからね。半ばあきらめていたところに、しっかりとした研修制度のあるワット・コンサルティングの募集を目にしたわけです。土木という頭もあったんですけど、卒論で鉄道車輛の空調なんかも調べていたので最終的には空調衛生設備を専攻しました。
AutoCADって最初に立ち上げるとメイン画面が真っ黒なんですよね。第一印象は「まるでわからない」といった感じ。でも、まずは先生がやってみせて下さって、それを真似ることから始まりますから、ゆっくりと理解できます。それをだんだん応用していくうちに操作も覚えられる。わからないことがある時は挙手すると、先生が丁寧に教えて下さいます。未経験で始める研修生の目線で、専門用語にも解説を加えて下さりますので文系の私でも理解できます。
研修も1か月が過ぎて、簡単な図面なら扱えるようになりました。空調衛生のCAD「Tfas」につながる基本も学べているので「Tfas」にも活きてきてますね。紙の図面をデータに興すことはできるようになりましたし、図面から建物をイメージすることも、ある程度できます。もうちょっと頑張ったら、建物をみて図面をイメージできるようになるのでは、という感触もあります。世の中の建物はすべて図面で表現できるということに感動を覚えますね。早くひとり立ちして、仕事を任せられる人、人に教えられる人になりたいです。

建築現場を知り尽くしたプロの講師陣

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