「首都圏外郭放水路」見学

【2017年】首都圏外郭放水路見学

地下のパルテノン神殿
「首都圏外郭放水路」見学

洪水から地域を守る河川事業
その主役となる建造物をその目で確かめる「首都圏外郭放水路見学」

建設業のスケールと、その社会貢献の意義を参加者一人ひとりが実感します

首都圏外郭放水路は埼玉県春日部市の国道16号の地下約50メートルに建設された延長6.3キロメートルの地下放水路であり、世界最大級の地下河川です。中川・倉松川・幸松川・大落古利根川などに流入口があり、一定の水位を超えると首都圏外郭放水路に流れ込み、各地域を洪水被害から守ります。

今回の見学ツアーは総勢50名。会社前から大型バスで出発しました。移動途中の高速道路からは首都圏外郭放水路を建設した際に掘り出した土を利用した隅田川の「スーパー堤防」もみることができ、そのプロジェクトの大きさを目の当たりにしました。

到着後は地下の「調圧水槽」の見学に備え、女性社員は靴をスニーカーに履き替え、資料展示室へ。ビデオでの事業紹介をみた後、詳しい説明を説明員の方からお聞きしました。

各河川から洪水が流れ込む「立坑」」は自由の女神がすっぽり入ってしまうほどの大きさだそうです。「第五立坑」から「第二立坑」まで流れ込んだ洪水は「第一立坑」へ。最後は「第一立坑」から「調圧水槽」へ流れ込み、江戸川へ排水されます。この流れを、模型を使った解説で理解しました。

2002年の稼働以来(2002年からは部分稼働、完成は2006年)、最も洪水の流入量が多かったのは2014年の6月。東京ドーム11杯分の排水であったそうです。

説明を受けた後は「調圧水槽」へ移動。地下へ伸びる116段の階段を降り、待ち受けていたのは巨大な建造物でした。ギリシャ・アテネの「パルテノン神殿」に似ていることから“地下神殿”とも呼ばれる「調圧水槽」。建設業のスケールと、その社会貢献の意義を参加者一人ひとりが噛み締めているようでした。

研修生インタビュー

研修生

I.R

リアルに建設物に触れることで、
授業で学んだことがより実感できます

とにかく楽しかった。思ったより、広くて、大きくて。“地下神殿”のことは噂には聞いていましたけど、ここまで(!)とは思いませんでしたね。リアルに建設物に触れることで、授業で学んだことがより実感できます。洪水が立坑に流れ込む際、床を傷つけないように壁を這わして流入させることや、第五立坑から第二立坑それぞれに流入した洪水が第一立坑および調圧水槽へ流れ込む仕組みなど、そのアイデアにも感心しました。

私は短大で建築を学び、その後四大に編入して土木を学びました。就職は事務系の仕事に就いたのですが、どうしても“ものづくり”に携わりたくて転職を決意したんです。3ヵ月の研修を終え、来月からは現場に出ます。初めての実務なのでドキドキしますが一日も早く吸収して皆さんのお役に立ちたいです。建設を通して、ものづくりを通して、社会の役に立つ仕事をしていきたいと思います。

研修生

K.K

知識を学ぶほどに興味が湧いて来る。
入社時より意欲的になっている自分を発見します

調圧水槽の大きさは事前に数値として聞いていましたが、実際にみると思ったより高いし、大きい。専攻が空調設備なので、授業でも天井裏のダクトや配線などをみる機会がありますがこのスケールとリアリティはすごいですね(!)。とても刺激になり、ますますモチベーションが湧いてきました。

こういった機会も含め研修全般で感じているのは、知識を学ぶほどに興味が湧いて来るということ。やっていくうちに仕組みを理解し、もっと知りたくなる。入社した時より、より意欲的になっている自分を発見します。これから入って来る人にもぜひ意欲的に学んでほしいですね。こういう見学会もありますし、研修が充実している点がWATの特徴のひとつ。異業種からのキャリアチェンジでも挑戦できる環境が整っています。うまくそこに乗っかって自分のものにしてほしいと思います。

建設技術者人材に関するお問い合わせ

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